調理師免許について

調理師の平均年収と目指すべきキャリアプラン

調理師の平均年収と目指すべきキャリアプラン

調理師を志す際に知っておきたいことの一つである、年収。調理師の年収は、勤続年数や

企業規模によっても異なるため、見習い期間や、企業規模を元におおよその年収を知って

おきましょう。こちらでは、年収やキャリアプランについてご紹介します。

調理師の平均年収ってどのくらい?

ここでは、企業規模別に、年齢、勤続年数、きまって支給する現金給与額の平均をご紹介

します。今回は、総務省統計局の「平成26年賃金構造基本統計調査」で出している「職種

別第1表 職種別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給

与額(産業計)」を参考にしています。

・企業規模が10人以上 ( )内は調理師見習の場合

年齢……43.2歳(44.6歳)

勤続年数……8.8年(6.1年)

きまって支給する現金給与額……251.3万円(190.3万円)

・企業規模が10~99人 ( )内は調理師見習の場合

年齢……44.7歳(41.9歳)

勤続年数……9.1年(6.9年)

きまって支給する現金給与額……251.7万円(197.6万円)

・企業規模が100~999人

年齢……42.3歳(46.1歳)

勤続年数……7.5年(5.2年)

きまって支給する現金給与額……229.0万円(179.2万円)

・企業規模が1000人以上 ( )内は調理師見習の場合

年齢……42.1歳(45.6歳)

勤続年数……10.2年(6.4年)

きまって支給する現金給与額……285.5万円(198.1万円)

調理師と調理師見習いでは、いずれの場合も100万円程度の差があることが分かります。

まずは見習いを卒業し、その後調理師を目指すのが課題となるでしょう。

平均年収を上回るためには?

調理師になるために、まずは調理師見習いを卒業し、そして調理師として勤務することを

目標にします。しかし、調理師歴が長いとしても、経験を重ねるだけでは必ずしも給与が

大幅に上がるわけではないようです。

平均年収を上回るためには、調理師になった後のステップが重要です。例えば、オーナー

に腕を認められて、料理長や板長クラスになれば給与額が大幅にアップするでしょう。

また、独立開業して年収アップを目指す人も見られます。自分のお店が繁盛すれば、年収

はその分だけアップします。その場合は、自身がオーナーになるので、今まで通り調理師

としての仕事をするだけでなく、売上の管理や宣伝などの仕事も行わなければなりません

。これまでのように、料理に対して全力を注ぐだけでは、お店が機能しなくなることをし

っかりと理解しましょう。

独立、料理長を目指すためのキャリアパス

料理長を目指すためには、調理師免許を取得していることはもちろん、調理のスキルを極

めることが大切です。一流レストランや料亭に就職して実力をつけることが大切ですが、

始めのうちは、朝からランチの仕込み、掃除、サラダやデザートの担当など、なかなかメ

インを担当させてもらうことは難しく、調理以外の雑務に追われる慌ただしい毎日になる

こともあるかもしれません。

そんな慌ただしい毎日をこなし、着実に実力を伸ばしていきながら、ほかの人にはできな

いようなレシピを身に付けたり、ほかのレストランや料亭のレシピを研究したりすれば、

オーナーからの信頼も厚くなり、キャリアアップする可能性も充分に出てくるでしょう。

しかし、腕のある調理師はまだまだ少ないため、稀に従業員の少ない企業では先輩が辞め

てすぐに料理長になる事例もあるようです。そんなときに慌てないよう、先輩がいる間に

「自分が料理長になったらどうするか」を日々考えながら学ぶようにしましょう。

独立するためには、実力はもちろん、コミュニケーション能力や営業能力、売上管理能力

など、身に付けなければならない能力はたくさんあります。見習いのうちから、料理長に

なった場合や独立した場合を想定しながら行動すると、きっと将来の役に立つはずです。

今回は、調理師の平均年収と、どんなキャリアプランを描くべきかを紹介しました。これ

から調理師を目指す方は、資格取得後もスキルの向上を意識することや、キャリアパスを

描くことを忘れないようにしてください。